【今日のおすすめ絵本】(対象…7歳頃〜大人まで)
『あなただけのちいさないえ』
文…ベアトリス・シェンク・ド・レーニエ
絵…アイリーン・ハース
訳…ほしかわなつこ
童話館出版
(あらすじ)
ひとには だれでも、
そのひとだけの ちいさないえが ひつようです。
おとこの子は だれでも、
その子だけの ちいさないえを もっているものです。
おんなの子は だれでも、
その子だけの ちいさないえを もつようになるでしょう。(本文より)
*
*
*
心や体が少し疲れてしまったとき。
自分を休ませるための「自分だけのとっておきの時間」「自分だけのとっておきの場所」、それが『あなただけのちいさないえ』です。
子どもも大人も関係なく、『あなただけのちいさないえ』はすぐに用意できます。
お父さんが新聞を広げれば、新聞の向こうはお父さんだけの家になるし、お母さんがうたたねしていたなら、お母さんは自分だけの家に帰っているところ。
子どもの自分だけの家だって、傘を広げたり、布をかぶるだけであっという間にできあがるのです。
長かった夏休みが終わり、そろそろ心も体も疲れが出てくる頃。
『あなただけのちいさないえ』で少し休んでいきませんか?
リンク