こんばんは、oicchimouseです。
今日は『子どもの本、「借りる」or「購入する」問題』についてお話していきたいと思います。
〈はじめに〉
わが家の本棚は、子ども部屋に、家族みんなで共有している一番大きな本棚(ちょうど7畳の部屋の壁の一面を全て覆うくらいの大きさのもの)が1つ、リビングに小さめの本棚(縦60㎝✖️横60㎝くらいのサイズのもの)が2つあります。
つまり、購入する本は、これら3つの本棚に収まるように厳選していかなければならないのです。
(実際には入りきらない分がソファのサイドテーブルの上、寝室のベッドのヘッドレストの上、無印のファイルボックスの中などにもあふれてきてしまっているのですが…。)
以下は、私が行なっている「借りる」か「購入するか」の大まかな判断基準です。⬇︎
〈借りる本〉
・基本的には、読みたいものは全部一度図書館で借ります(主に絵本・児童書ですが、事前に本のガイドブックで読みたい本をリストアップしてから図書館に行きます)⬇︎
他には、
・さらっと読める知識系・自然科学系の絵本や児童書
・「こどものとも」などの雑誌
・国内外の昔話
・少し目新しいテイストの絵本
・紙芝居
なども借ります。
〈購入する本〉
・赤ちゃん期に読む本(子どもが産まれて、絵本で子育てを開始するにあたって初めて用意する本は購入をおすすめします。)以下の記事に、詳しく書いておりますが、赤ちゃんが安心して本をなめたり触ったりしながら楽しむことができるように、です。⬇︎
他には、
・季節や行事の本(季節や行事の本は、その時期になると読み聞かせのボランティアグループの方々がまとめて借りていったり、他にも借りたい人がたくさんいたりして、図書館の在庫が一時的に品薄状態になり、読みたいときに読めないことが多い。季節ものや行事ものは、気に入ったものをイベントごとに1〜2冊購入して、手元に置いておくと安心)
【季節・行事関係の絵本のおすすめ⬇︎】
・子どもが気に入って何度も繰り返し読みたがる本
・返却期限までに読みきれず、延長と借り直しを繰り返しているけれど、どうしても最後まで読んでしまいたい児童書
・岩波少年文庫などの文庫本(確実に面白いとわかっているけれどおそらく返却期限までに読み終わらなさそうなため。期限を気にせず落ち着いて読みたい。)
・日本の昔話の基本セット(おすすめは、小澤俊夫さん再話の昔話シリーズや長谷川摂子さん再話の昔話シリーズです。)
・図鑑(情報が日々アップデートされているため、新刊で購入したい)
・名言、ことわざ、名著、四字熟語、慣用句、雑学などがテーマの知識系の本(繰り返し辞書的に再読する可能性が高く、実際登場回数も多いため)
・あやとり、折り紙、遊びなどのHOWTO系の本
・絶版になっているけれど保存版としてどうしても手元に置いておきたい本
なども購入します。
購入することにした本が絶版の場合は古本屋さん(主にAmazonに中古を出品されている古書店さん)で購入しますが、普通の本の場合でもかなり状態の良いものが破格のお値段で販売されているので、よく利用しています。特別な思い入れやこだわりがある場合は新刊で購入しています。
あとは、珍しい本でどこにも売っていないときは、メルカリなどを探すという手もあります。
一度メルカリで希少な本を購入したとき、以前の持ち主であると思われる、随分昔の子どもさんが本の見開きに書いた落書きを見つけたのですが(本の状態は了承済みです)、そこから、すごくこの本を楽しんで、大切に繰り返し読んできたかが伝わってきて、時代を超えて一冊の本を共有し楽しんでいることがとても嬉しくなりました。
かつてこの本を読んでいた子どもさんは、どんな大人になっているんだろう、と…。
いかがでしたでしょうか?
どなたかのご参考になれば幸いです。