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〈はじめに〉
こんにちは。
oicchimouseです。
小4から塾に行きはじめる予定だった子どもが、前倒しで、10月(後期コース)から通うことになりました。
そんな早くから行く必要もないんじゃないか、先は長いのに疲れるよ、と言ったのですが、まわりの仲の良いお友達がたくさん行ってるし楽しそう、とのことで、どうしても行きたかったそうです。
〈入塾テストと初めての確認テストの結果〉
入塾テストは9月にあり、それに受かると、10月から後期クラスのスタートです。子どもは入塾テストのサピックス偏差値が50(国数2科目合計)だったので、ほぼど真ん中です。
そして、入塾してすぐに、「確認テスト」というものが行われました。
これは、範囲が決まっているテストで、今回はテキストの10、11、12が範囲とのこと。ところが、後期入塾の子どもはテキストの12から参加しているので「10と11」のテキストを持っていません。
これは不公平なんじゃないかと思って、塾に10と11のテキストをもらえないか確認したところ、やはり入塾前の時期のテキストはもらえないとのことでした。そのかわり、後期の子たちは確認テストの成績によってクラスが下がることはないのだそうです。力試し的に気軽にチャレンジしてください、とのことでした。
その後、早速算数の授業をインフルエンザで欠席。(テキスト12は欠席連絡の翌日に郵送で届けてくださいました。仕事が早い!)
結局、入塾テストから確認テストまで、国語の授業を1時間受けただけで挑むことになりました。
とりあえず、手元にあるぶんだけでもやるか、ということで、国語のテキスト12と算数のテキスト12の宿題をやりました。
確認テストでは、算数が51点、国語が74点の2科目合計で125点、クラスが上がりました。偏差値も50.8に少しだけ上がっていました。
子どもは、新しいクラスになったということで、ファッションと髪型に力を入れていました。メンバーがかわるので、おしゃれな女子と思われたいとのこと。おめかしをして踊りながら鏡と会話していました。
算数に関しては、まだ授業を一度も受けていない段階だったので、なんともいえませんが、(昨日初めて算数を受けたそうですが、親の説明より上手だったそうです。さすがプロですね。)
国語に関しては、結構な長文なのですが、速読が特技の子どもには合っていたようです。そしてラッキーなことに私が図書館で借りてきたり買ってきたりして家に置いている本や、読んだことのある作家さんの作品がときどきテストやテキストの題材として登場している…。
国語力を高めるために読み聞かせや読書をしているわけではなく、「読書はあくまで娯楽」というのがわが家のポリシーですが、やはり副産物的に読解や記述に効果が出ているようでした。
以下の記事の文末に〈うさみ・うさの愛読書〉のコーナーがあります⬇︎
なんなら、算数の問題の中にも、これはむしろ算数というより国語?というような、読解力を問われているかのような問題もありました。
〈子どもの様子〉
念願だったサピックスにお友達と一緒に通えて、(行く前にお友達と公園で、ままごとや鬼ごっこをして走り回っているのも楽しそう)とてもテンションが上がっています。
授業も、生徒が自分の考えを発言させてもらえる機会が多いのが嬉しいらしく、帰宅後のおしゃべりも止まりません。←このせいで夜更かしになる。
宿題については
「サピの宿題やってる私、女子高生のお姉さんみたい…大人っぽい…♡」という妄想の世界に浸りながら楽しめているようです。
〈今の段階で私が気をつけていること〉
⚫︎十分な睡眠時間の確保
⚫︎子どもがぼーっとしたり、遊んだり、好きなことをする時間を十分に確保すること
(暇な時間→なにしようかな?→これをしよう、あれがしたい→自ら考えて行動する、能動的に行動できるようになる→グライダー人間でなく飛行機人間に)
*グライダー人間と飛行機人間については、以下の記事でご紹介している『思考の整理学』を参照⬇︎
(遊ぶ時間→遊びを面白くするための工夫をする→子どもたちの意見の衝突→落とし所を探る→協力して遊ぶ楽しさを味わう→協調性、想像力、創造力、体力、問題解決能力)
⚫︎子どもにしゃべりたいだけしゃべらせること
⚫︎もらってきたサピックスの宿題を1週間で無理なく終わらせられるよう、子どもの意見を聞きながら仕分けする
⚫︎クラスの上下でその人の価値が決まるわけではないこと。中学受験に向けたテストという狭い枠組の中での基準に過ぎず、それは世の中に山のようにたくさんある学問のほんの一部分に過ぎないことを子どもに伝える。
〈サピックスのテキストや子どもから聞いた授業内容から受けた印象〉
それは、これからの時代を生きていく子どもたちに様々な事柄について自分の頭で考えてほしい、何か一つ問題がおこったときにその解決方法を多角的な視点から導き出すことができる力を身につけてほしい、というような意図を感じたことです。つまり「生きる力」ですね。中学受験で求められていることもきっと同じなのでしょう。
よく中学受験についての記事で、専門家の方が、友だちとの遊びや暇な時間の重要性について書かれているのを見かけますが、後期から入塾して「なるほど、そういうことか」と思いました。
遊びや暇な時間といった生活体験の中から子どもたちが自ら経験として体で学びとっていくようなことが、どの教科のテキストの中にも散見されるのです。
これは、実際に体験したことがないとピンとこないだろうなぁ…とか。
こういう遊びをしたことがあれば、この問題の考え方は感覚的にわかるんじゃないかなぁ…とか。
野山や川をかけまわって育った昭和の子どもたちならすぐ気付くだろうなぁ…とか。
とりあえず子どもが楽しんでくれているならそれが一番です。
入塾から一ヶ月たっての感想でした。
では、今日はこの辺で…。