【今日のおすすめ絵本】(対象…4歳頃から大人まで)
『わたしのおふねマギーB』
アイリーン・ハース 作・絵
うちだりさこ 訳
福音館書店
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今日は4月1日。
いよいよ新年度のはじまりですね。
朝からあちらこちらで真新しいスーツに身を包んだ大学生や新入社員らしき方々を見かけました。
気温も上がって暖かく、みなさんニコニコと楽しそうな表情で、なんだかこちらまで清々しい気持ちに…。
この時期に毎年読みたくなるのが、こちらの『わたしのおふねマギーB』。
環境が変化するこの時期特有のワクワクもザワザワも丸ごと「マギーB」に乗せて、気持ちの良い船旅をぜひ楽しんでください。
(あらすじ)
これは おねがいが かなった おはなしです。
あるばん、マーガレット バーンステイブルは おほしさまに おねがいしましたーーー
ほっきょくせいさん
うみの おほしさん
おふねが ほしいの
わたしの なまえつけた おふねで
おもいっきり うみを はしりたいの
いちんちじゅう
だれか なかよし
いっしょに のせて
そして マーガレットは ベッドに もぐりこみました。
めが さめてみると、マーガレットは ふねのなかでした。
ふねの なまえは マギーB。
(本文ママ)
*
*
*
夜の夢の中のお話なのか、マーガレットの想像の世界のお話なのか、はたまたお星さまが叶えてくれた一日だけの本当の世界なのか。
とても不思議で曖昧な世界を、マギーBは、気持ちよく走ります。
船の一番上のデッキには小さな畑があって、ヤギ、ひよこ、りんごとももと、オレンジの木、オレンジの枝にはオオハシ。
朝ごはん用に、オレンジを一つもぐ…。
曖昧で自由な世界は子どもの特権ですが、大人もひと時、曖昧な世界に身を置いて、くつろぐのはとても素敵なことです。
特にのんびりとした特別なひとり時間には…。
潮の香りがしてきませんか?
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