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oicchimouseの森の図書館員がめくるめく絵本の世界をご案内いたします。お子さまも大人の方もどうぞひと休みしていってくださいな。

『読書好き=国語の文章読解が得意』というのは本当?

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こんにちは〜。

 

春眠暁を覚えず……。子どもと一緒に夜9時半に寝落ちしたにも関わらず朝起きるのがギリギリでゴミ出しが滑り込みセーフだったoicchimouseです。

 

春の眠りというのは、なんだか風変わりで面白い夢を見ることが多くて、楽しいんですよね〜。

今朝の夢は、近所の魚屋さん(現実の世界では近所に魚屋さんはないのですが)にすごいイケメンがいるということで、娘のお友達のお母さん達と一緒に見学に行く、という奇妙な夢でした。

 

 

 

さて、夢の話はこれくらいにしておきまして…

 

 

 

今日は、『読書好き=国語の文章読解が得意』というのが本当なのかどうか、解説していきたいと思います。

 

 

結論から申し上げると、「必ずしもそうとは限らない」というのが答えです。

 

 

読書好きな子は、読解力があります。

ですから、一般的な国語の文章読解の問題であれば、特に何か対策をせずとも、普通にこなすことができます。

 

 

ところが、模試や中学・高校・大学受験で出題される複雑な国語の文章読解になってくると、これまで読書で身についたセンスだけで解いていた子は、ある一定の段階で、スランプに陥ってしまうのです。

 

 

これは、なぜか?

 

 

【読書】

読みながらさまざまな考えを巡らせたり、時には登場人物に自己を投影したりしながら楽しむもの。

 

【国語の文章読解】

テストを作った出題者との対話。

答えの論拠が必ず文章中に存在する。

逆にいうと、選択肢の中にどんなに正しく思えるものがあったとしても、文章中にその論拠が示されていなければその答えは不正解なのです。

 

 

つまり、これはどういうことかと言いますと、【国語の文章読解】というのは【読書】と正反対の作業をしなければならない、ということなのです。

 

読書好きの子が自己を投影して解くことができるのは、あくまで、登場人物が同年代で、なおかつ問題になっている文章もまだ比較的易しいからです。

 

 

ところが、学年が上がるにつれ、登場人物は「ベテランの先輩の前で毎日気を遣わなければいけない若い保育士さん」、「営業部に行きたいけれど、現在、総務部に所属していて不満を抱えているサラリーマン」などに変わってきます。

(過去問より)

 

↑これだと、子どもが自己投影できるわけありませんよね。さまざまな考えを巡らせると恐らくドツボにハマってしまうことでしょう。

 

 

ここで必要になってくるのが、どんな問題が出てこようとも安定して解けるようになるための「国語の読解テクニック」です。

 

●選択肢と論拠の照合

●文章の大枠の構造の把握

などの、テクニックを身につけるには、読解テクニックに特化した参考書を読むのがおすすめです。テクニックが身につくと、計算問題と同じで、特にあれこれ考えることもなく機械的に解けるようになってきます。(論説文だとさらに解きやすい)

 

こちらが、おすすめ

⬇︎

 

 

大学受験には出口先生のシリーズ⬇︎

 

 

【国語の文章読解】は、【読書】とはまた別のものという理解をした上で、どちらも楽しめるといいですね。

 

 

 

ではでは、今日はこの辺で…。

 

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