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こんばんは。食後にバナナ2本入りのミックスジュースを飲み過ぎて、胃もたれしているoicchimouseです。
突然ですが、わが家では「子どもの脳が活性化されるに違いない」と思って、たまに行っているちょっとした取り組みがあります。
かれこれ、数年前になるのですが、たまたま休日の朝起きてきたら、娘が早起きをしてEテレの動物関係の番組を見ていました。
どういう内容かと言いますと、どこかの動物園でチンパンジーが飼われていて、そこの飼育員さんとチンパンジーとのやりとりを子ども向けに解説したものでした。
飼育員さんは、チンパンジーに毎日おやつのバナナをあげるのですが、そのやり方をわざと毎日変えるようにしているとのこと。
⚫︎ある日は、バナナをテーブルの上にそのまま置いて出す。
⚫︎またある日は、バナナを地面に敷かれた枯れ草の中に隠しておく。
⚫︎またまたある日は、バナナを出さない。(ご飯はちゃんとあげていますよ)
といったふうにです。
何のためにこんなことをしているのかというと、こういった変化をつけることで、チンパンジーがとても喜ぶのだそうです。ついでにチンパンジーの脳が刺激されて、活性化するのだそうです。
「大したことでなくても良いから、毎日にちょっとした変化をつけることでチンパンジーは喜び、脳が活性化するんです。」
と番組はまとめていました。
確かに、映像でみる限り、チンパンジーはとても楽しそうで、飼育員さんとも仲が良さそうでした。
これを見て娘が、「私にも、やってほしい」と言い出したので、わが家でもチンパンジーにならって、「毎日にちょっとした変化をつけること」をやることになったのです。
チンパンジーは、ご存じの通り私たちヒトと同じ霊長類。「ヒト科チンパンジー」です。
「進化の過程でもっとも近いお隣さんであったチンパンジーのことを『進化の隣人』と呼ぶことがあります。 遺伝子情報の点でもその点は明らかで、ヒトとチンパンジーのDNAの塩基配列は98.8%が同じでした。 ヒトとチンパンジーの差は、ウマとシマウマの差よりも小さいのです。 ヒトは98.8%チンパンジーであり、チンパンジーは98.8%ヒトなのです。 チンパンジーは1頭2頭と数えるよりも1人2人と数えるほうがふさわしい、その実感から、このウェブサイトではチンパンジーを「1にん、2にん」と数えています。」(以下「京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリ」リンクより引用)
なんと!私たちとチンパンジーの関係がウマとシマウマの関係よりも近い関係だったとは驚きです!ウマとシマウマ、てっきり「しましま」があるかないかだけの違いだと思っていたのに…。
「ヒトは98.8%チンパンジーであり、チンパンジーは98.8%ヒト」
「 チンパンジーは1頭2頭と数えるよりも1人2人と数えるほうがふさわしい」
ここまではっきり言われると、もはや自分が何の動物なのか分からなくなってきます。
とにかく、娘も私も98.8%チンパンジーなので、98.8%ヒトであるチンパンジーと同じ効果が得られるはず、というわけなのです。
娘はそこまでバナナ好きではありませんので、わが家では別のことをその都度考えます。
以下はこれまで子どもとやってみた「脳に刺激を与えるちょっとした変化」の例です。
⚫︎雨上がりの公園にできた深い水たまりの中にスニーカーのまま入って遊ぶ
⚫︎廊下に布団を敷いて寝る
⚫︎子供部屋に夕食を運んでみんなで食べる
⚫︎寒い日にベランダにペットボトルのジュースを置いて(天然の冷蔵庫)、冷えた頃に飲む
⚫︎部屋を真っ暗にしてロウソクのみでご飯を食べる
⚫︎お風呂の中にみかんを持ち込んで、お湯に浸かりながらみかんの皮をむいて食べる。食べ終わったみかんの皮はネットに入れて、お風呂に浮かべて遊ぶ。(「温泉みかんごっこ」とよんでいます。)
などなど…。
子どもは大喜び。大人もなんか楽しい。心なしか脳がクリアになるような気も…。
みなさんも興味のある方は、ぜひやってみてください。
ではでは、おやすみなさい…。