oicchimouseのおいっち・にー・さん・しー

oicchimouseの森の図書館員がめくるめく絵本の世界をご案内いたします。お子さまも大人の方もどうぞひと休みしていってくださいな。

『遅読家のoicchimouseが語る遅読の魅力』

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こんにちは。oicchimouseです。

 

 

昨日は「速読」がテーマだったので、今回は「遅読」について語りたいと思います。

 

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突然ですが、皆さま、こちらのアイキャッチ画像の少女をご覧ください。⬇︎

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森の中で読書する姿がステキですよね。

 

この少女は、おそらく速読はしていなさそうな雰囲気です。開放的な場所で、のんびり、ゆったり、読んでいるようです。

 

 

 

 

では、そもそも「遅読」とは何か?

 

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【遅読とは?】

 

小学館のデジタル大辞泉には

ち‐どく【遅読】

読み方:ちどく

(本を)じっくりと時間をかけて読むこと。⇔速読。

と書かれています。

 

 

これを見る限り、「単に読むのが遅い」というネガティブな意味合いではなく、「一冊の本をじっくり味わいながら読む」というニュアンスのようです。

 

 

以下は私が考える遅読の魅力です⬇︎

 

 

 

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【遅読の魅力】

 

●ゆっくり読むことで心が落ち着く(癒やし効果)

 

●細部まで見逃さないことで思いがけない発見がある

 

●読みながら、同時に自分自身の内面を見つめることができる

 

●自分自身の考えや様々な想いが次々と浮かび上がってくる

 

●精神が研ぎ澄まされていくような心地良さがある

 

 

【遅読に向いている本】

 

どんな本でも、「遅読」「速読」、好きな方法で読めばいいのですが、やはり、とくにおすすめなのは…

 

●絵本

●詩集

●哲学書

●小説

 

などでしょうか。

 

わが家の子どもは速読家ですが、やはり、遅読の良さも知っていてほしいと思い、寝る前のゆったりとした時間には、詩集や絵本の読み聞かせをしてのんびりとした雰囲気を楽しんでいます。

 

以下の記事では遅読にぴったりの作品をご紹介しています。

 

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【速読と遅読を他のことに喩えてみると…】

 

速読…映画館で映画を見る(文章が映像になって次々と流れていく)

 

遅読…美術館で絵画を見てまわる(一つ一つを味わいながらまわる)

 

 

 

という感じです。

 

 

普段、速読の方もときどき気が向いたときには、ぜひ「遅読」でゆるやかな癒やしのひと時を過ごしてみてくださいね。

 

 

 

次回は、「積読(つんどく)」についてです。

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